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吊るすタイプや置くタイプなど種類はさまざま!


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つるし雛の飾り方・飾る時期・しまい方等のご案内


写真ギャラリー
美しくて大きな写真でつるし雛をご紹介します!





つるし雛で大人気のスターたちをご紹介!

かわいくて素敵な、つるし雛のスターたちの
さまざまな表情やデザインを、大きな写真でご紹介!



“はいはい”をたくさんして、健やかに成長しますように、との願いが込められた「這い子人形」。
やさしくかわいらしい表情に心和むお人形です。
写真のお人形は、着物の鮮やかな模様や、キュートなぽんぽんなど、装飾部分にもとってもこだわりがあって、数あるお人形たちの中でもひときわ存在感があります。




眠っている赤ちゃんをやさしく包み、赤ちゃんを大切に育てる親の想いを込めた「おくるみ人形」。


細かなところまで、丁寧に丁寧に縫い上げられたお人形。
じっくり見れば見るほど、その精巧さに驚き、ますます魅力を感じ愛着を持ってしまうのが「つるし雛」。遠くからつるし雛を眺めるのもいいけれど、お人形たちにそっと近付いて、細やかな美しさや1つ1つのお人形に込められた想いを感じるのも、つるし雛の楽し方の1つです。


鶴の首の部分に、「正絹古布」が使われています。
長い時間を経た、深みのある色合い。
当時の鮮やかな色合いを想像しながら見るとまた違った楽しみ方ができるかもしれません。


平和の象徴とされ、縁起のよい「鳩」。
胴と羽の色の組合せが、シンプルで、とっても品がある美しいお人形です。




渋い色合いの中にもかわいらしい表情で愛らしいお人形。


「子供が楽しく遊び、元気に育ってくれますように」という願いを込めた春駒。つるし雛を、楽しく、華やかに演出してくれるお人形のひとつです。




金魚は、横からと正面からとで、表情がだいぶ違って見えるお人形のひとつ。つるし雛で金魚を見かけたときは、ぜひいろんな角度から眺めてみてくださいね!


美しい羽のある鶏。長寿と健康を願って飾られる縁起物です。






三番奏といって、豊作を願って踊る「夏祭りの舞の装束」が元になっているお人形です。とてもおしゃれに着飾っていますよね!
このお人形は「正絹古布(しょうけんこふ)」から作られています。正絹古布とは、江戸時代など昔に作られた反物や着物を解して生地として再生させた布地で、アンティークならではの柄、現代の染めでは表現できない独特の時を重ねた色目など、奥深い魅力があります。


着物部分に「正絹古布」が使われています。
地の紫や菊の色目に独特な風合いがあり、現代の技術で染め上げ時間が経っていない鮮やかな色の生地とはまたひと味違った深味のある色目です。
それは、時代を経た絹の生地が「あめ色」に変色する特性も影響して、鮮やかな中にも、シックな印象を、見る人に与えます。


かわいらしいうさぎさんは、いつの時代も人気のスター!
作り手によって、形や顔の表情、装飾もさまざまです。


もこもこした生地で、やさしくあたたかな印象の「鶴」のお人形。
同じ「鶴」だけれど、左側のものとは、また違った雰囲気がありますよね!


やさしい色合いがかわいらしい「うぐいす」は、「春告鳥=しあわせを告げる鳥」として、縁起のよいものです。


さる(去る)にかけて、「病が去る」・「災いが去る」という願いが込められた「さるぼぼ(猿っ子)」。
「ぼぼ」は飛騨弁で「赤ちゃん」のことをいい、「さるぼぼ」は「猿の赤ちゃん」という意味になります。この地方では、「お針始め」といって、子供と一緒にさるぼぼを作りながら、裁縫を教えたという話が伝わっていますよ!




身近で親しみのある「犬」は、人気のお人形のひとつ。
丸みのある顔や、ひげの刺繍、立体的な形など、その丁寧な造りにうっとりしていまいます。




亀の甲羅部分は、六角形の生地を縫い合わせて、丁寧に作られています。のんびりとした亀はやさしい色合い。眺めているだけでほっこりできるお人形です。



可憐で美しいお花たちをご紹介!

同じ種類のお花でも、ひとつひとつ表情はさまざまです。
おしべやめしべなど、細やかな部分にも職人さんたちのセンスや個性が表現されています。



椿は、日本女性の美しさを表す優美さと華やかさの象徴。
おしべ・めしべの表現や、ピンクと緑色のぽんぽんなど、細やかな部分まで丁寧に、かわいらしく作られています。


ゆらゆらやさしく揺れるつるし雛。

菖蒲といえば、紫。同じ紫色の生地でも、無地ものものあれば写真のように柄が入っているものも。
どんな生地を使うか、どの色を、どこに使おうか…、この柄をどう見えるように縫い上げるか…、たっぷり時間をかけて一針一針仕上げられています。


朝顔は、花だけでなく、葉っぱも丁寧に作られています。


お雛祭りに欠かせない、桜の花。
この桜には、桜色の柄が入った生地が使われていますが、同じ1つの生地でも、切り取る場所によって出来上がりの表情はさまざま。「どの生地をどう魅せたら素敵かな?」とアレコレ考えて、職人さんがひとつひとつ作り上げてくれて、出来上がっています。



色合いが美しい小物たちをご紹介!

同じ1つの生地でも、使う部分やそれらの組合せによって、表情はさまざま。どの部分を使ったらきれいかな・・どの布を組み合わせよう?、そんなところに職人さんたちのセンスが光ります。ここでは、そんな布の組合せ、色合いが美しいお人形をご紹介します!



紫の地と、柄のある生地のコントラストが美しい鞠。赤系統の色みが多いつるし雛の中で、くっきりと映える色合いです。


味わいのある正絹古布と、現代の布を組み合わせた「風車」。
正絹古布は基本的に、ひとつのつるし雛の全てのパーツに使われることはまずありません。 正絹古布は、「お人形の特徴的な魅せる部分の生地」に使用されることが多く、 どの部分に、どの柄の正絹古布を使用するか?が製作者の腕の見せ所、正絹古布の使用の量や(大きなお人形ほど一般的に多く使用します)、生地の希少さにより価格が決定すると言われています。


古風な柄に情緒が漂う正絹古布で作られた「合せの着物」。
身を守る事はもちろん、暖かく身も心もいつくしむ、幸せな人生を祈って飾られるものです。


つるし雛には、その上部に「笠」が付いているものと、付いていないものがあります。この笠自身にも「災いから赤ちゃんを守ってくれる」という意味があり、縁起のよいものです。


紅白は縁起物、緑のよもぎは、味・香りともに最も優れた薬草の一つとされています。

丁寧に編みこまれた、美しい模様の鞠。


正絹古布をつるし雛に用いる場合は、正絹古布の特性を良く知る熟練の職人さんが作ることが多いようです。(正絹古布は貴重ですから、もし失敗してしまったら大変!)
こんなことから、正絹古布が使われたつるし雛は、細工も細かく一品あたりのクオリティが高くなることが多いようです。


淡い水色と濃いピンク色が、上品な美しさを感じさせるお人形。


全ての糸の一番下に「三角」を配置したつるし雛。諸説あるようですが、一番下には「厄除け」の意味を持つお人形で締めくくるという方が多いようです。その他のお人形は、バランスを見ながら配置することが多いそう。そんな雛の配置にも、それぞれの職人さんのセンスや個性が表れているといえます。


柄のある布を組み合わせた、カラフルで存在感のある「ぶどう」。





【正絹】 桜 二重飾り[140408]
【サイズ】飾り台高さ92p・つるしびな本体 直径17p×長さ63p


7連吊るし雛 笑顔[164367]
【サイズ】飾り台高さ72p・つるしびな本体 直径17p×長さ55p


5連つるしびな笑顔[157109]
【サイズ】 飾り台高さ34p・つるしびな本体 直径9p×長さ30p