つるし雛にはさまざまな種類があります
つるし雛には、一般的な「吊るすタイプ」から、「床に置タイプ」、机や棚の上に飾れるような「ちびっこタイプ」、「台付きタイプ」など、さまざまな種類があります。
触って遊んだり、ゆっくりと鑑賞したりと
形が違えば楽しみ方もいろいろ。
時代とともに少しずつ形を変えながら…、だけど、大切な想いはずっと変わらないで、つながっていけたら素敵です。
定番の「吊るすタイプ」は、天井から直接吊るしたり、飾り台に掛けて吊るしたりと、下から見上げる「つるし雛の華やかな世界」が楽しめる形です。
ゆれるお人形たちの鮮やかな色を楽しんだり、小さなお人形たちをじっくり見て楽しんだり…、つるし雛の素敵な楽しみ方がいろいろ見つかる、一番基本的な「つるし雛」の種類です。
この「吊るすタイプ」の中でも、お人形の種類や大きさ、数、つるし雛全体の長さや丸の直径、傘部分のデザインなど、それらの違いによって、印象はさまざま!このタイプには、本当にたくさんのデザインがあります。
「台付きタイプ」は、そのまま色々な場所に置けるので、自由な飾り方を楽しめます!
例えば、お雛様のお内裏様・お姫様の隣に置いて更に華やかなお雛飾りを楽しんだり、よく目にする棚の上にポンと置くだけでもお雛祭り気分を楽しめちゃう等…さまざまな飾り方ができるタイプです。
こちらは、比較的コンパクトな大きさのものが多いようです。
台が付いているから、贈り物として、このままで完結できるのも安心です。
門のように開いて置けるユニークなつるし雛。1つ1つのお人形がよく見えて、視界に入る面積が大きく、この珍しい形がインパクト大!のタイプです。
白い壁の前に置けば、きれいな色のお人形たちがとっても映えてきれいだと思いますし、お雛様を飾った部屋に、この床置きタイプのつるし雛を置いたら…部屋中が華やかに、おひなまつりのしあわせな雰囲気がより高まるのではないかと思います。
節句の贈り物としては、既にあるものや他の方の贈り物と重なることが無い気がしますので、選びやすいタイプではないでしょうか。
「ちびっこタイプ」は、その名の通り、コンパクトで場所を選ばないつるし雛。
お雛様と組み合わせてより華やかに飾っても、赤ちゃんのベッドの近くに飾ってくるくる遊べるようにしても楽しいと思います。
最近は、飾る場所が無いから…という方も多く、今の時代に合わせて、コンパクトタイプが作られるようになったのだと思います。
贈り物としては、友人やご兄弟、ご親族からなど、「節句のお祝いに何か贈りたいけれど、ボリュームがあっても困るかな」、「負担をかけずに贈り物がしたいな」という方にぴったりのタイプだと思います。